仮面福祉会

できることを切り売りしています

俺の話を聴いてほしい一人一人がいじらしい

出張の予定であったが、財布を取りに職場にとりあえず事務所に向かう。昨日、同居人の就職祝いを買おうとしたら財布がなくて愕然としたのだった。

暑いうえに、鎮痛剤を補充し忘れて腹が痛い。出張のコンディションとしてはわりと最悪だが、複数個所の施設に行き、さまざまな人に会う。

法律的には同じ機能を持つ施設でも、経営者の方針やスタッフの傾向、日常的な業務で何を重視しているかなどによって、雰囲気が全然違って興味深い。特養などは100人単位で入所順番待ちをしているぐらいなので、現実的にはどの施設に入るか「選ぶ」のは難しい。その中で施設さんが特徴や売りを打ち出しているのは「職場」として選んでもらうためになっているのは否めない。それは無理もないので、その中身が利用する人にとっても良い働きをする内容であるといいなぁと思う。
仕事で関わる施設はそれぞれいいなぁ面白いな頑張ってるなと感じるところがたくさんあるが、自分が働くとしてどうか、というのは向き不向きなので、現場というのは一度見学してみないとわからんなと勉強になる。

結果的に最近介護職のことばかり考えている。個人的には正直そんなにモチベーションが高くない分野なのだけど、介護に関わる一人一人を知ると報われて欲しいなぁと思うことが多いので、なんとか自分も真面目にやっているという感じ。

間口の広い職種ではあるが、もうちょっと専門職としての面白味を打ち出す方向でなにかできないかなというのが最近の考えごと。