仮面福祉会

できることを切り売りしています

わかんなくなって適当なことを言う

仕事で高齢施設にゆく。
今年から福祉施設に行く機会が増えたため、段々一般の感覚がわからなくなってきた。特養とか有料とかグループホームとか従来型とかユニットケアとか、わかんない、わかんないですよね。そこに加えて今日は更に、外国籍の人の就労ビザの話などが持ち上がりてんやわんやである。社会の決まりごとは本当に難しい。
仕事なので、どうしたら福祉現場を働き先として選んでもらえるかということを考えているのだが、例えば職員を何人獲得できたとかが自分の評価につながるわけではないので、何でこんな真面目にやってんだろうかと思う時がある。まぁ、数字目標を立てろと言われても、無理矢理就職させたくもないから困るけど。

将来高齢福祉分野で働こうと思っているという高校生に会う。どういうことだ。高校生ぐらいだったらもっと、華やかな職種とか稼げそうな一発屋的な仕事などに憧れてもいいのだぞ。何かこう特別な思いがあるのであれば良いが、周りの空気を読んでとかでないだろうか。私は逆に心配である。

福祉用具(車イスとか、ベッド車イスの移乗用のリフトとか)の説明でたびたび、日本の福祉用具は遅れている、という発言を聞く。そうか、そうなのか?超高齢社会先進国なのに?
市場はでかいので、お金持ちのみなさんにはぜひ介護負担軽減のために出資していただき、優秀な工学者のみなさんにはこの辺りに力を貸していただきたいものである。