仮面福祉会

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我に返って恥ずかしいがそのまま行く

いだてん良かった。金栗先生の熊本弁の啖呵がたまらない。

陸上をやったら脚が綺麗になるんじゃないかしら、という動機で走り始める女子たち、わかるーと思わず輪に加わってしまう。私もまさに勘九郎がしゅっとした脚に変わったのに驚いて憧れてもしやと思って走っているところだ。恥ずかしい。しかし、何でみんなこんなに脚にこだわっているのか、我に返ってみると不思議だな。

走りに行くと、コーチ陣のトレーニングウェア姿がみんなサマになっておりかっこいい。プロスポーツ選手でもアップの様子などで、ユニフォームでないかっこうが時々テレビで見られるが、特別意識していない着慣れていることによる着こなしがとても好きだ。
自分は着慣れるほどトレーニングなどしないので全くサマにならないのはわかっていて、でも同じようなかっこうをしたいとダサい心で考えてスポーツ用品店などに行くと、いいなと思うものが全部メンズであることに気付く。私は男子ばかり見ているのだと思い知って恥ずかしい。しかしレディスは何であんな女らしいラインのものばかりなの。もっとユニセックスでいいじゃないか。
だが、いだてんでは女子スポーツのユニフォームがいかに影響するかということをよくよく見た。あれもわかる。中庸の難しさよ。

そういえば、最近白い剣道着を着ている人をあまり見ない。自分が剣道部だった頃は何となく女子は白い上下が多く、防具まで白で統一している学校などかっこよく見えたものである。一方その中で上下紺で揃えている学校もまた大変強そうに見えた(し、実際強かった)。それがいつの間にか男女共に全部紺になり、白の上下しか持っていないのでたまにやりに行くととても目立つぞということに気が付いた。紺がかっこいいぞというのが白を席巻したのかな。あれはもともと明確に男女が違いがないので、何となく風潮が存在しており不思議だ。
単純に、色落ちしないのかなって思っている。