仮面福祉会

できることを切り売りしています

赤いブレザーを笑ってごめん

出張のために駅に着いた瞬間、金目のものを全部職場に忘れてきたことに気付き、ダッシュで戻りむかい駆け込み乗車をし元通りの時間に到着した。忘れものをしないのはもう諦めたほうがよさそうなので、このような事態に備えて今後とも走っておこう。

他人に怒られる前に自分で直さなければならない、良くない癖がついてしまった。
大変真面目な仕事をしており、真面目な業界にありがちな、派手な色のスタッフジャンパーとか、創英角ポップ体とか丸すぎる角丸とかの、定番のダサさに日々お目にかかる。真面目な仕事をする人のお話も大体真面目で、公式の場ともなれば台本を事前に用意してそのまま読み上げることも少なくない。そういう、利益を求めるのではなく純粋に職務を全うしようとしているがゆえの面白くなさに直面すると、ついニヤニヤしてしまうのだ。
そう、完全にバカにしているのです。
本当に良くない。人の真面目をバカにして、じゃあお前はどうなんだと問われたら、何も役割を果たせておりませんと平身低頭する他どうしようもない。
直すぞ。

八月納涼歌舞伎の演目がついに発表されていた。

伽羅先代萩か、そうか、全然納涼って感じじゃないし、何言ってるかわかんない耐え忍び子どもと女が可哀そう系のやつだが、中村屋の子どもたちが子役の大役をやり、更に七之助が政岡だ。見なくてどうする。見ねば。
中車さんが早替わりをするっぽいのも多分面白かろう。玉三郎の演出が好きかどうかというのはちょっと明言しがたいところだが、見よう。

最近、ブログなど、人の日記がおもしろくてよく読んでいる。自分と全く違う習慣と常識で生きている人の日常が、普通っぽいのに普通じゃなくて異世界という感じがするし、興味深くて参考にもなる。しかし自分がこうやって毎日だらだら書いているのを顧みたところ、これは日記ではないよな。
何かこう、淡々と起こる出来事から皆まで言わない人物像が描き出されるようなのに、憧れる。