仮面福祉会

できることを切り売りしています

誰もそんなこと言ってない

連休に突入する。
元号が発表されてからは、あとは改元を待つばかりだなぁ退位即位はどのようなことをするのだろう、ということぐらいしか気にしていなかったのだが、30年分を凝縮したゆく年くる年が行われようとしていることに昨日辺り気付いて戦慄した。テレビをつければ特番。各地のイベントも方々の商品も、ゆく年を総括しまとめて過去として置いていこうとしている。
つらい。次がいつ来るかわからない特別を特別にしなければならないという強迫観念にかられる。ただでさえ連休の浮かれ具合がつらいのに、気付かなければ良かった。明日はただの今日の続きという日常でいさせてほしい。

とりあえず明日は「新元号」と書かれたTシャツで走りにゆこう。

自分の好きなものを共有するのが苦手だ。望ましくない解釈をされたら嫌だし、おすすめしてつまらなかったら申し訳ないから。
しかし逆に、絶対興味がなさそうで趣味に合わないだろうなという人を誘うというのはどうだろう。本当に嫌なら断るだろうし、誘いにのってくれて結果やっぱり全然ダメでもわかってたことだから笑えるような気がする。興味がないものは自主的に臨まないだろうから、人生に機会を増やしてやったと思えば罪悪感も少なかろう。

そこまでして誘うこと、あるかな。