月に1度サービス付き高齢者住宅で書道教室をやっており、その時に実家に寄るというのがいつもの流れになっている。しかし大抵誰もいない。
外壁工事をしていると聞いていたのだが確かにやっていて、よく見る工事現場の室内の暗さ初めて知る。そして足場を組むために片付けられ集められた物どもがゴルフバッグとか壊れたプリンターとか典型的な「実家のゴミ」で感心した。
外壁の前に家の中を何とかしてほしかった。
実家らしさとか、おばあちゃんち感とかいうあれは何なんだろう。少なくとも私のおばあちゃんの家とは全然違うのにわかる「感」の不思議。そして目下家族ではない人たちと同居しているが、そこにも何となく概念としての実家っぽさがある。
一人一人の生活の仕方には個性があっても、集合して平均化されると結果あれになる、ということなのかもしれない。
サ高住のみなさんからはリクエストもあり、「令和」を書いてもらった。それで考えてみたら「平成」なんて書いたことないなと思い、もう2度と書くことがないかもしれないので書いた。
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実家のカレンダーを見たら、連休初めの日付に弟の引越と書かれていた。どこに行くんだろう。
月に1度誰もいない実家で情報収集をして帰るのも定例である。