仮面福祉会

できることを切り売りしています

自分に失望することに飽きない

早く走るための走り方に慣れようと、自主的に皇居に向かった。持久走がとてもとても苦手と自覚しているのに驚きのモチベーションである。
走るのはいつもより辛くない気がして、人間の理知って素晴らしいと感動したものの、結果を見たら途中で歩いた2週間前の時間とほとんど変わらなかった。ゆっくり走って楽しただけかも。でも辛くないのは良い。またやろうと思える。

皇居はいつもより人出が多く、そうか桜かと気付く。仕事終わりに皇居周りの公園で花見とかいうリア充がそういえばあった。確か2年前に仕事終わりで千鳥ヶ淵までみんなで行ったな。すっかり忘れていても良い記憶が執念深くよみがえるので驚く。
しかし帰ってからコンタクトをなくした。なくしたコンタクトはほとんどなくしたままだ。

朝日新聞の三月歌舞伎座の劇評を今になって読む。
仁左衛門の「人間的誠実さ、他者に対する優しさにおいて、当代一」という評について、まさにそのとおりだと腑に落ちて納得する。ぼんやり好きだなと思っているところが言語化されて嬉しい。
そして盛綱陣屋は真田兄弟がモデルの話だということを今更知る。最近の話を鎌倉時代に当てはめるパターンのやつだったのか。
信幸と幸村が徳川・豊臣に分かれるくだりをちゃんとわかったうえでもう一度見たい。真田丸でいう大泉洋が盛綱だ、とは。

最近、近江の重要性についてよく読むので、俄然滋賀に行きたい欲が高まっている。