仮面福祉会

できることを切り売りしています

貧乏性なので良かったと思いたい

金ローでやっていたあれ、映画館で見て、なるほどなと普通に楽しんだのだが、職場でこき下ろしている人がいたので発言を控えておいた。

この間エキストラをやったときに、中村屋が好きな人と一緒になった。
その人とひとしきり歌舞伎の話で盛り上ったのだが、なぜ好きかとか、何が良いとかいう話をしないで済んでよかった。私は好きなものについて人と共有することを大変警戒している。

中村屋兄弟の後援会に入っていたときに、一大決心をして懇親会に参加した。ホテルの宴会場でやるようなやつなのでまじの一大決心だった。あわあわ。
おおむね予想に違わず、潤っていそうでかつその潤いは自らの労働によらなそうな人が集まっていた。それはいいのだ。そういう人がいるからあのような稼業が成り立つのだし、文化芸術が盛り上がるというものだ。足利義満みたいな人がいないといけない。
いいのだか、この人たちとは一線を画しておこうと思った。

正解がないものについて良いとか悪いとか言い合うのは難しいが、この人とだったら大丈夫そうだというのは何かわかる気がする。
基本的にはものごとにケチをつけるのが苦手なのだが、大丈夫そうな人とあれはおかしいとかこれはヒドいとか悪口を言って盛り上がるのは好きだ。
矛盾してるつもりはないが、矛盾してるか。