仮面福祉会

できることを切り売りしています

ノーマライゼーションとか言われるよりよくわかる

義肢装具士の話を聴く機会があった。

義肢装具士というのはその名のとおり、義肢とか義手とか装具などを作る人たちのこと。

朝起きてからお手洗いに行ったりご飯を食べたり通勤をしたりお風呂に入ったり、そういう日常生活はできれば人の手を借りないでやりたいよね
という話をしてくれて、本当に単純にそのとおりだよなとしみじみ思った。

福祉というのは当たり前のことを当たり前にできるようにというだけのことで、
介護だったり保育だったり生活相談だったり義肢装具を作ることだったりというような仕事やボランティアは、福祉のためのいろんなアプローチ方法なのである。

人の世話をすることが福祉ではないよという話。

ところでその義肢装具士の話の余談で、最近は動物向けの義肢装具を作る人もいるんだよという話があって
聴いていた中学生がそれを目指したいんだと言っていた。
目指すものができて良かったねと思う反面
人間よりも動物なのか、と。
動物飼ってる人なら理解できるのかしら。