仮面福祉会

できることを切り売りしています

いろいろあるだろうがみんな可愛く見える

7月に豪雨災害があった、愛媛県宇和島市吉田町でサロンをやる。というのをしに行っていた。吉田町は岡山や広島に比べて知られていないけど、豪雨で土砂災害と川の氾濫による浸水で多くの被害があったところ。

やることは、サロン開催のお知らせチラシを配って実際に開催する。という内容だったので、ちょっと前に行った別の被災地でのボランティア受け入れのお手伝いよりは神経質にならずに、普通に楽しんでしまった。とにかく愛おしい、というやつだったから。

まずその辺であいさつしたら返してくれるし、話しかけたら手を止めて聞いてくれる。チラシを渡しても嫌がらない。横断歩道渡ろうとしてたらトラックですら止まってくれる。暗くなったら反射材のついたタスキをつけて懐中電灯を持って外出する。

自分の家とか使う道に土砂や泥が入っていても、もっと大変な人がいるだろうからそちらを先に、とか、学生が可哀そうだから通学路を優先してやってあげて、とか言う。

こんなにも奥ゆかしく擦れていない世界があるなんて信じられなくて毎日笑った。

特別な活動の話なのであんまり書くのも良くないんだけど、現地のすばらしさだけでもお伝えしたくてつい。
もとは別の町だったからか独立した文化がある感じで、史跡があったり色んな伝統行事が根付いていたり、それからとにかくみかんの山と海がとてもキレイないい所なので、ぜひみなさんにも知ってもらいたいし、いつかまた行きたい。

しかし、短期間スポットでいつもと違うことをするせいか、できない自分が濃縮されて、1人大反省会して悶えています。