仮面福祉会

できることを切り売りしています

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

動物側の気持ち

朝のテレビが急に、東アジアのローカル電車旅になった。知らない若者が、現地の人について土砂崩れの路線を越えたり、家に泊まらせてもらったり、3時間かけて一緒に学校に行ったりしていた。 現地の人は逞しい、尊敬する、とまとめており、どうしても何様目…

その手を離してはならない

朝のテレビでウィーン少年合唱団のことがやっていた。あの子どもたちは寄宿舎生活をしているということを初めて知った。団員に、髪を立てないモヒカンみたいな髪型をしている子がいて、そういえば寮生活では散髪や通院なんか、どうしているのだろう。自身を…

おかわりするのは余程のこと

折り畳み傘があったほうが良さそうですね。 と、昨夜のキャスターが言っていた。そして朝からしっかり雨が降っている。 最近の朝のテレビは、環境映像のようにヨーロッパの有名どころが流れる番組が続いている。宗教画は、文字の読めない人のためにあるとい…

春の霞

昨日をあんなテンションアゲで終わったのに、目覚めの気分が地獄で驚いた。特段仕事で気重なこともない。なんでだ。 スマートウォッチを買い換えてから、睡眠記録を取れるようになった。その結果によると、寝入り端と寝起きに深い睡眠が固まっている。なら、…

燃やし尽くせる

ざぶざぶに雨が降っている。早くに目が覚めて肌寒い。 テレビをつけると、先週涙ながらに卒業したはずの子が、ニャンちゅうの30周年を祝っていた。歴代のお姉さんたちが並んでいるのを見て、30年間この全員が、呼ばれて出てこられるような人生を歩んできたと…

ごほうびの日

雨がよく降る土曜日。冬のいでたちになり、雨対策をし、ラグビー語ろうぜを聞きながら、遠くの駅まで40分近く歩いて行った。トヨタの知らない選手がゲストだったが、気持ちのよい素敵な選手で応援したくなってしまう。まんまとだな。 吉祥寺に行き、ひとまず…

私の中のアメリカ人を呼び出せ

ダイヤが変わってやむなく乗っている時間の電車は、空いているがじわじわと遅れがちである。ゆえに職場に着くのが遅くなり、委託業者が先に解錠しているのがちょっとストレスである。 忘れた頃に月のものがきた。どおりで浮腫むわけである。お腹もずっと張っ…

楽しさも自分を騙す呪い

私の家の近くには小学生と中学校が並んでいる。駅に向かう道で、毎日、先生と思われる人々とすれ違う。その中の一人が、袴の日があった。小中どちらかはわからないが、卒業生の担任なんだな。そういえば、学校は土禁で、先生たちは大体スニーカー的なものを…

共有したくなさばかり膨らむ

ダイヤが変わり、しばらく使っていなかった時間の電車に乗る。座席の前まで移動すると、見覚えのある人が見受けられ。私がこの電車に乗らなかった間もずっと、この人々は同じ生活を続けていたのだな。当たり前のことだが、自身の関わらない世界は意識から落…

昨日のボクに教えてあげよう

覚きて時計を見ると、母が起きる時間だったのでまた寝る。2度目で起き出すも、階下が暗い。まだ起きてなかったのか、と慌ててゴミを出した。今日は燃えるゴミの日だ危ないあぶない。 アメリカで野球をやっている。日本の選手が打席に入ると、聞き覚えのある…

それすらも自信がない

母が、袴の着付け手伝いのため、夜明け前に出かけて行った。卒業シーズンである。 その気配を感じつついつも通りしたくし家を出る。訝りながらキルトのインナーのあるコートを羽織るが、結局肌寒くちょうどよいぐらい。 駅に着くと、電光掲示板にいつも乗る…

存在の影響力

昨夜の帰りがけ、桜が咲いていることに気がついた。 明るくなり改めて見るとまだ半分あるかないかだったが、ついに、と恐ろしさを感じる。ここまでくると、次に気付くのは爆発した時だから。 小学校までの道には昔から桜があり、春に花、その後毛虫がめちゃ…

人の景色を見る

雨が降り寒い。外で活動する予定がありしっかり冬のかっこうをする。 しかしまずかき氷を食べた。 同級生に誘われSDGsからみのイベントへ行く。主にNPO団体のパネル展示。見てまわると内容よりまず、法人を作って活動を継続できる根気がすごいなと思う。課題…

まんまと刺激で生まれるやる気

年度末へ加速していく。 しばらく休んでいた同僚が韓国土産を配ってくれ旅のことを知る。海外に行くなんて、本当に、世の中が普通になったのだな。しかし、娘の卒業旅行だと言っていて、きょうびの母親というのはそこまで子どもと行動をともにするものなのか…

ついつい国民性

この2日、出張のためオフィスらしい格好をしていたため、ここぞとばかりにラフな服を着た。スニーカーの楽さを全身で感じて嬉しい。スーツで気合いを入れるのも有効だが、普段の仕事なら、衣服の苦しさや暑さ寒さのようなストレスなくやれたほうが効率がい…

私は私の範囲を知らない

目が覚めると上半身の左半分が痛い。寝姿勢の問題だろうか。アラームを止めるため、起きる時はいつもうつ伏せだが、一時的なものなのかそうではないのか、眠っている間の様子はわからない。 自分の身体を認識するのが難しいという事実が、真理のようで面白い…

真っ直ぐに世界を見たい

朝の中国旅、チベット人に観光客としてしか扱ってくれないの、漢民族だからかな…と嘆いている回。初めて会った人を家に上げるとか、宴会開いて仲良くなるみたいなのは所謂ファンタジーだろうに、自作自演で傷付いているティーンエイジャーのようだ。 チベッ…

ご迷惑おかけしたくない

自転車をこいだりヒマラヤに登ったりする番組が終わり、中国のヒッチハイクが始まる。漢民族で日本で働くディレクターが、チベット方面を目指し車を拾い運転手と仲良くなろうとする様子が、恐ろしくてヒリヒリする。中国の人に人情味のようなものがある印象…

世界は優しくなった

上半身の左側がなぞに痛くて鎮痛剤を飲む。この時期に起こることは全部花粉のせい。 テレビをつけていると永遠に野球のことをやっている気がする。サッカーの時期もこんなんだったろうか。どちらかといえば好きな方だが、無理矢理関心を向けさせられているよ…

役割を演じる

明け方、家が揺れて目が覚めた。大きくならないか緊張してうかがい、どうやらおさまったので見た時計が示すのは5時過ぎ。再び布団の中に身をしまい直しながら、311のことを思い出す。あの日からその後の怖さは、普段しまっているがいつでも取り出すことがで…

全部使い切る

朝から既に暖かく、これはもうコートではない。ふと目にとまった、ウインドブレーカーを着た。 これは数年前に、災害支援へ行くのに島忠で買ったものだ。被災地での出で立ちは普段どおりという訳にはいかず、季節もまちまちなので、汚れても良い服を仕入れる…

情緒の定まらない季節へ

20℃ってどれぐらいだったかな。 毎年ピンとこず、どちらかといえば寒さを回避する選択を引きずっている。しかし現実には全然春で、朝も夜も寒くなく、もう2度と冬にならないのではないかと疑うほどで寂しい。毎年、梅が咲くのに戦慄し、沈丁花の香りに追わ…

嫌を避ける技術

家を出なければ。 ということが、ずっと気がかり。様々な兼ね合いで決めきれず、もういっそ前のシェアハウスに戻るかと、冷やかしで検索してみると1番良い部屋が空いている。しかし問題は、メンバーと、ネズミである。 それで久しぶりにシェアハウスのメン…

親の心配が親心じみてくる

朝のBSでは、ヨーロッパ自転車旅が終わり、ヒマラヤ山脈を歩き始めた。登る前から死を感じて恐ろしい。 そしてどの番組を見ても、視点となるカメラマンの存在を想像してしまう。結局スタッフが一番すごいのでは、と思うが、ドローンやGoProの出現により、視…

そこは私ではない

月曜は恒例で電車がぎゅうぎゅうである。目の前に座る高校生はでかい荷物を足元に置き、しかし構わず身を乗り出てゲームをし、ガッツポーズをしてしまうぐらい、しっかり子どもなんだな。先輩がみんな大人に見えたのと同様に、通りすぎた歳の人は大抵幼くか…

マラソンという名の祭り

なりゆきで新築マンションの説明を聞きに行くことになっていた。 不動産に行くと大抵何かしらの飲み物を出してくれる。案の定何にするかと訊かれコーヒーをお願いすると、缶ボトルのコーヒーが出てきた。 意外だ。 ならば紅茶が良かったなと思い、そういう違…

小さくなってやがてなくなる

遅起きをして、人との約束に出かける。 2年ぶりぐらいで行くお店で、ランチ価格ががっつり上がっているのを噛みしめた。これで内容も貧相になっているのだから、この国は随分貧しくなったものだと哀しい気持ちになる。かろうじて味はうまい。 公園にゆくと…

世間話の話

母がテニスで、かつてのママ友たちと集まる日がある。会うとそれぞれの近況を報告しあい、子どもの話、夫の話、親の介護の話、自身の体の話と、数十年にわたり移り変わっていくのがわかる。 これがもし私だったらどうだろう。この十数年は弟が結婚したぐらい…

期待値は高めにとっておくもの

朝ガスファンヒーターをつけると、気温表示が16℃を示した。罪悪感が呼び起こされ、消した。 年度終わりが近付き業務面談がある。社会人になってもう15年以上経つが、いまだに平社員のため評価基準が甘くて恥ずかしい。こういう時に思い浮かべるのはいつも高…

かわりめ

朝のBSでヨーロッパを自転車で縦断している番組(再)が、体調不良で今日はホテル療養、という回だった。それでも一回分の放映するのリアルでいいなと思う。 電車が混んでいる。もしや、3月になり在宅止めます企業が増えたりしているのかな。ぎゅうぎゅうに…