仮面福祉会

できることを切り売りしています

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

弱々しい軌跡

鼻の中が荒れて鼻血が出続ける。着たばかりのシャツを汚したりしている。小学生か。最近由あっておばあさんではなく、おじいさんのお使いをすることが多いが、愚痴が多くて少し辟易してきているところ。生きることが大変なのは本当によくわかり何とかならん…

斜陽

夜中にたびたび起きる。朝、何を着るか悩みまくり家を出られない夢などを何度も見る。些末な心配事を抱えたまま寝るとこういうことになるの、いい加減学習したい。 母とふたりで、たかがラグビーを見に行くだけなんである。パンパンのバッグを2つたすき掛け…

流れるように積み上がる診療点数

喉と肩にロキソニンテープを貼ってみたが特に変わりはない。舌を動かすと喉が痛いが、食欲の鬼なので痛がりながらマフィンをもりもり食べるし、弁当にカレーを詰めまくった。 食べたくない、ということが未だかつてあったろうか。胃腸炎系でどう考えても止め…

青春に厳しい

喉が急に筋肉痛で、肩がすごく凝る。弁護士たちとのリモート打ち合わせに参加をする。上司の話が長くて辟易し、いくつか並ぶ顔を眺めていたら、ちょうど1人が欠伸をしたところを見てしまった。油断しすぎだろう。 所感を求められたので純粋な疑問を投げかけ…

リアルで会ってもオンラインのよう

休みを取ったのでだらだら起きる。平日遅い時間に起きると両親がワイドショーを点けているので、朝寝のしたさとのジレンマがある。 久しぶりにランチに入ったお店のメニューが様変わりしている。選択肢が減ったし、実質300円ぐらい値上げされた。苦労がしの…

非現実的な純粋培養

クレーン車がいるなと気付いて見上げると、冷蔵庫が宙吊りになっていた。 え、なに怖い。 さほど大きな冷蔵庫には見えなかったが、これすらドアから搬入できない家とは、欠陥なのではないか。仕事はゆるい。しかし明日休む予定で、調整しないとならないこと…

内輪があるうちの限界

昨日運動をして、ばーんと体重が増える。これを2週間かけて減らし、減らしきらなくじわじわ増えるのが恒例行事である。運動のモチベーション上がらない最大の要因で、どういうことかよと。鎌倉殿を見ている。 特段面白くもつまらなくもないが、今後に期待し…

まず絶望があります

サラメシを眺めながら朝を過ごす。弁当を作る行程を録ったものがいくつか流れ、抱く感想といえば、めんどくさ、である。人参をせっせとスライスしたり卵焼きを作ったりは言うまでもなく、出来上がったものを切って入れることすらめんどうくさい。そもそも様…

多いことが怖い

小児の家族連れが楽しそうに歩いており、どこかお出掛けかしらとなんなと眺めていたら、男の子が手に間取り図の載った紙を手にしているのに気付いた。内見か。 予定がなくなったので、谷中銀座に出掛けた。ここ何ヵ月かかき氷を食べ続け、ということは1度ぐ…

にじみ出る自分軸

手持ちの本を読み終わったので図書館に行かねばならない。巻数の多いものは面倒だし、女性が主役の現代小説は辛くなることが多い。内省がメインのものもしんどい。人が死ぬのもキツいし、汚いのも嫌だ。それで最近森見登美彦かエッセイぐらいしか読めなくな…

生活の質が向上するもの

週末に無印で買ったスヌードに毎日首を通している。なくても済んでいたのに、手に入るなりなかった時のことが謎、ぐらいストレスが軽減された。下着とか靴下とか枕とか、ここのところそういうものしか買っていないな。じわじわと電車が遅れ、10分遅いぐらい…

悪いことの芋づる式

仕事の夢を見るが、場所は教室、ということが多い。人生で1番長くとどまった空間だし、小児の記憶の根強さを感じる。朝の電車のメンバーを覚えてきてしまった。夫婦とおぼしきペアが何組かいて、並んで座っているところをみると、一緒に家を出て始発駅から…

染み付く恐怖を知らない

喉が筋肉痛だし肩がめちゃめちゃに、こる。意味がわからないが全ての事象がオミク?となり不安になる。気休めに、加入している保険の無料健康相談に電話してみたが、その症状だけ聞いただけじゃわかりませんねと言われる。ええ、聞くしかできない仕事じゃな…

誰の手のひらの上

変な夢を見た。 結婚式をするが、自分には何も用意をした記憶がなく、どこでやるのか、誰が来るのか、ていうか誰と結婚するのかわからないのだった。 わからないまま目覚めた。乾燥と結露の二択で前者を取ったので室内がオニのように乾いている。セントラル…

各所で空振り

久しぶりに歌舞伎座に行く。 下調べらしきことをせずぼやぼやと会場に到着してから、七之助が休演していることを知った。 私は何をしに来たんでしょうか。 その他、扇雀さん始め主要メンバーが5人ぐらい抜けており、推しがいないどころか品質が保証されてい…

強気なのに卑屈で挑む

10年以上の付き合いになっている美容師さんのカット代が数ヶ月前に1000円上がった。別の人にしてほしいとも言い出せずもやもやそのままにしていたが、髪がのび、うっとうしさが限界に達したところで天啓があった。 店を変えればいいじゃない。 私はまごうこ…

推しの出現が待たれる

ここ1年以内に始まったEテレの朝番組が好きじゃない系ばかりでつらい。東京オリンピックの余波を受け続けている長寿番組は、このまま年度末にフェードアウトさせられるのかもしれない。かなしみ。時計がわりにつけてるだけだが、Eテレが辛くなったらどのチ…

ものにあふれて幸せを感じない

お菓子があり余るほどあってそわそわしている。年末いただいたものに始まり、連休中、弟の結婚に絡みお土産が積み上がってしまった。そのうえに催事で好物のマフィンを買ってしまったし、中華街で買った月餅もある。 ものがあると消費しなければという焦りが…

いっぽうその頃不惑

お菓子がたくさんあってそわそわしている。 年末にいただいたものに始まり、連休中弟の結婚に絡みお土産が積み上がった。そのうえに百貨店催事で定番のマフィンを買ってしまったし、中華街の月餅もある。 物がたくさんあると、使わねば、という焦りが生じる…

ハートフレームのつかいどころ

雨が降り凍っていた路面が全て元にかえった。電車が遅れて混み、ぎゅうぎゅうされながら職場へ向かう。連休明けの事務所はひえひえである。暖房をいっぺんにつけると止まるので1つずつ起動させてゆくが、結局うまく動かずいつまでも寒くて震える。上司が連…

思い返せば一瞬の出来事

7時過ぎに起きると、階下に人の気配がする。成人の日、母が年に1度のお仕事をする日である。早朝に父がどこかしらの美容室へ送り届け、帰ってきたままの格好で居間のイスでゴルフを見ながら寝ていた。着せる方も着る方もその周りの人々も、ご苦労様である。…

名前で呼んでって言えなかった

朝の支度をしていると、弟の部屋からイビキが聞こえる。いつの間にか帰って来た奴。今日は昼にこの結婚相手と会うのだ。どうしよう、と方々で言っているが、実は全然平熱だし緊張していない。 その前に買い物代行。ボランティアなので杓子定規にやらなくてよ…

ナイストゥーミーチュー

階下の物音で目覚める。 弟の結婚について、両親が初めて顔合わせをする日である。 母は余所行きというと着物しか選択肢がなく、そのせいで出掛けるときは朝から準備でバタバタ、文字どおりバタバタする。 それを横目に家を出た。 友達のおうちにお邪魔する…

冬がきたよという詩のような朝

家を出ると、目の前の道がきらっきらに輝いている。 恋かしら。 恋でなくても、小学校の教科書で読むような冬の朝だ。 しかし大人なので、高鳴る胸はケガへの恐怖のせいであるという現実。全集中で駅まで向かう。雪国の人にバカにされるところまでが東京の降…

曇天とはこれのことか

ガスファンヒーターの前に座り込んで朝食をとる。 電車の中に不穏な人がいて、といっても謎の独り言がある程度だが、車内の人々が全員じんわり警戒をする。信号待ちで止まる間の静けさたるや衣音すら響きわたるような緊張感であった。日常に潜むシーンだ。 …

やってたら終わる

毎日寒い寒いと言いながらも、2月に入れば冬が終わり生暖かくなりまた暑い日々が来るんだよなと既にうんざりしている。贅沢でしかないのはわかっているが、身を縮めても霜焼けができても肌がカッサカサになっても、秋冬しかない所の民になりたい。 学習して…

点在する舞台裏

寒いし暗いが起きて仕事だ。永遠に寝ていたい。と毎日思っているがそれは即ち死である。 タッパーにおせちの残りをつめて出掛ける。すごい、寒い。ゴミ収集場所が鬼の山で、人間の営みの裏舞台を見た気がする。収集車に入りきるんだろうか。 電車は空いてい…

最適解が出せなかった愚鈍を恥じる

永遠に寝ていたいが起きる。外での活動を予定していて何を着るかさんざん悩む。自分で手挙げをした用事なのに大変に憂鬱だ。やると決める時と実際に臨む時の自分を完全に解離させられるのが私の強みである。ドラえもんがいっぱい状態にならない。 雑煮とおせ…

親に対する甘えが過ぎる

箱根駅伝を横目に見ながらおせちを食べるベタな関東の正月続く。おせちは飽きるが雑煮は染みるし膾がうまい。生活リズムがぐだぐだになり、とにかく眠い。 ぼやぼやしていると、祖母の家に行くというので慌てて支度をした。もともと年末に単独で行こうとして…

足並みを揃えて送る1日

正月である。 母が朝からおせちの準備をし、私は申し訳程度に手伝い、昼前に弟を起こしてようやく始まる。 お屠蘇を注いでしるしに飲むが、なんでそれっぽちしか飲まないんだと、酒豪の母に下戸に近い父と私が責められる。 群馬を走る若者たちを眺め、ボツボ…